AEDを使い心筋梗塞や不整脈などに対して心肺蘇生の実践講習です。
- 2017年02月06日
- ブログ
”いざ、そのときのために”
もし、家族や友人など大切な人が自分の目の前で倒れ、
呼びかけても返事も身動きもしない。
呼吸もしていなければ心肺停止の状態が・・・。
そうなったときどうしますか?
救急車を呼んだけれど、救急車が到着するまで
いったい自分は何ができるのだろう・・・?
そんな心の葛藤のような気分を想像してしまいますよね。
救命時間の死亡率として、
心肺停止後、約3分で50%死亡
呼吸停止後、約10分で50%死亡
その後1分経過するごとに10%ずつ救命率が低下
だそうです。
3分なんて言ったら、救急車が到着するまで死んでしまうかもしれません。
そしたら何もしないよりは、何かしたほうが助かる確率があるに違いありませんよね。
いざの時のため、私たちも勉強しました。
私たち、公益社団法人 山形県柔道整復師会 寒河江西村山支部では、
”いざ、その時のため”に西村山広域行政消防本部のご協力で応急手当の知識を学びました。
そこで心筋梗塞や不整脈などで突然心臓が止まった人の命を救うには
やはり迅速に心肺蘇生法や除細動を速やかに行うことの重要性を
認識させていただきました。
実は私もこれまで何度か救命講習を受けてきましたが、
このAEDは初めてなんです。
よく巷では、公共施設や学校・スーパーなどいたるところに置いてありますよね。
「いたって簡単で、音声通りにすればいい・・。」
なんて聞きますが、もしいざとなるとAEDなんてとっさの判断で
何をしたらいいのか焦ってしまうでしょうし、
もしかしたら使い方を間違えば、こっちまで感電するくらい怖いものではないかと
ちょっと考えてしまいますよね。
ですから、一度AEDを使い実践してみたかったのでこれで自信につながりました。
AEDは機械が判断!? でも結局は人力で心肺蘇生!
確かにAEDは誰でも使えることが分かりました。
胸部にパッドを貼り付けて、あとはAEDが自動的に判断して
電流を流すかどうか決めるようです。
しかし、AEDだってすぐ近くにあるわけではないし、
AEDを探している間に手遅れになることだってあるはずです。
やはりそこは人の力が一番重要なことがよくわかりました。
まずはその間、胸骨圧迫と人工呼吸を続けなければいけないということです。
これが心肺蘇生なのです。
勇気と決断力が人の命を左右する。
「自分なんかより別にもっと誰かがやってくれるだろう・・。」
そう考えるのは皆同じで、結局何もしないまま救急車の到着を待つだけ・・。
そうなれば、もし助かっていたかもしれない命が手遅れの状態に。
そこで勇気と決断をもって自分が率先して周りからも協力してもらう。
とにかく救急車が到着するまで何とか呼吸と心停止を阻止しなければと・・。
そういう熱い思いになりながらこの講習会で勉強させていただきました。
お読みくださいましてありがとうございました。
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