脊柱管狭窄は高齢者に多いが栄養も関係する!?
- 2020年06月24日
- ブログ
脊柱管狭窄とは
脊柱管は背骨や椎間板、関節、靭帯などで囲まれた脊髄の神経が通る細い管です。
加齢や重労働などで骨が変形したり、椎間板が硬くなり飛び出すことで脊髄神経やその周りの血行を阻害します。
それにより脊柱管が狭くなり(狭窄)、神経が圧迫を受け神経の伝導が低下します。
そうなれば、腰痛・下肢のしびれなどの異常感覚・間欠性跛行(歩いていると足がしびれ、休むと治まるの繰り返し)などの症状が出ることもあります。
そのような症状を脊柱管狭窄症といいます。
60歳以上の高齢者に多くみられる症状です。
ダスキンヘルスレントから引用
なぜ起きるのか?
まず加齢で起きることは確かですが、
もちろんそのみんながなるわけではなく生活習慣が大きくかかわります。
当院にいらっしゃる患者さんの例をみると、
若い時分から立ち仕事や力仕事をしている人が多いようです。
それは腰に負担がかかれば、徐々に脊椎間のクッションの役目をしている椎間板の弾力性が失われるため変形が起こりやすくなります。
また栄養も関係する?!
当院にいらっしゃる高齢者患者さんの例をとるといずれも痩せ型が多く、
いろいろ話を聞いてみると、食べ物に関して意外に粗食的な食生活をしてらっしゃる。
つまり普通に昔ながらの家庭料理なのでしょう。
日本人には一番合った食事だと思いますが、
食べ過ぎるなんてことはないので比較的健康であります。
ただその方々の共通点が見られるのは、
「あまり肉とか牛乳などは好まない。」
「あれは食べるけどこれはダメ!」
というのが多いのです。
つまりはどちらかと言えば昔から偏食ぎみ人です。
それは、人間の骨・筋肉などに重要な動物性たんぱく質の低下で、
それにかかわる低栄養も関係しているようにも思えるのです。
そこで、もしお若い貴女ならばダイエットなどしていませんか?
ダイエットはいいのですが食べ方に問題があるのです。
肉・魚などは食べても太りません!
太らせるのは不規則な食生活と、過度な糖質の取り方です。
ですから若いうちに意識してタンパク質を取った方が骨が丈夫になるということです。
当院にいらっしゃた脊柱管狭窄の症状です。
見てわかるように腰にしわが見えて縮んでいるように見えますよね。
症状は、
●腰痛
●座骨神経痛
●下肢のしびれや異常感(足が火照る感覚など)
●間欠性跛行(しばらく歩いていると足にしびれが出て、少し休むと治まりまた歩ける)
など。
予防方法は?
これはもう日常生活で腰を伸ばす体操と、姿勢を正しく保つことしかありません。
当然ですが、日頃からなるべく腰に負担がかからないように意識した生活です。
またお若い方は、先ほど述べたようにしっかり動物性たんぱく質も取るということ。
もう一つの方法は・・
当院で行うような指圧矯正法です。
これを施療することで脊柱管を支えている筋肉や骨を伸ばすため脊柱管の神経が緩むからです。
前述したように神経が圧迫されて痛みが起きるわけですから
圧迫されたら伸ばせばいいわけですね。
もし病院で脊柱管狭窄症と診断され手術を勧められた場合、
まず当院のような施術を継続してみて、
それでも良くならなかったら手術という方法を考えてみても遅くはないと思います。
これまでの脚のシビレでいらっしゃった患者さんは、
皆さんいい結果がでております。
腰痛や脚のしびれでお悩みなら是非当院にご相談ください。
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