ストレスとぎっくり腰の意外な関係について
- 2020年10月30日
- ブログ
いよいよ11月ですね。
早いもので今年もあと2か月あまりになりました。
今年はコロナで始まり、コロナで終わりそうな嫌な1年になりそうです。
さて最近、朝晩めっきり寒くなりましたよね。
その寒さと腰痛とは意外な関係性があるんです。
それはというと、ズバリ! ストレスです。
実は精神的なストレスもそうですが、
寒暖の変化にも身体にかかるストレスが大きいのです。
そんなストレスと腰痛の関係についてこれからお話させていただきます。
季節の変わり目や節目の時期は、腰痛の患者さんが増えてきます。
例えば冬に入り、めっきり寒くなりますよね。
そして雪も多くなります。
そうなると当然、雪掃除をしなければなりませんね。
それも急いで出かけるときはイライラしてしまいます。
それが腰にかなり負担がかかるんです。
また逆に暑い夏の時期は、エアコンによるクーラーにも原因が。
それは暑い・涼しいの繰り返しにより自律神経にストレスがかかります。
それも腰痛になる原因です。
いずれの場合も特別なことではなく、ちょっとした生活の変化により腰痛になることがあります。
特に焦っているときは要注意!
ところで節目というならば4月期。
新たな新年度のスタートですよね。
もし会社員のあなたでしたら・・・。
「今年こそもっと活躍したい・・・。」
「今年こそ目標達成したい・・・。」
「今年は○○をやらなければらない・・・。」 等々
誰しも気が張るはずです。
実はそこに原因があるんです。
節目になぜぎっくり腰が多くなるかというと、
新たに何かを早急にしなければならないという
精神的な焦りが原因なのです。
心の緊張状態とでもいいましょうか、
腰痛が多い時期は特に3月~4月にかけて
人事や転勤、就職や新入学の多い年度末から新年度にかけてです。
それこそ気持ち的にも大忙しの時期で緊張しまくりですよね。
ではなぜ緊張すればぎっくり腰になるのか・・・?
それは人間というのは焦れば焦るほど身体の本来持つべく
本態性免疫力というものが低下するんです。
いわば身体のバランスの低下ですね。
本態性免疫力とは・・・、
すなわち治す力のようなものです。
人間の体は常に働いている代わりに、逆に睡眠や休息などで
休ませながら疲れている身体を元に戻そうとする働きがあります。
ところが心が緊張ばかりしていると、
副交感神経という身体を治そうとする神経の働きが弱くなり、
腰の筋が硬くなり拘縮状態になるからです。
じゃあシップを貼ればよくなると思われるかもしれません。
しかし、シップを貼ると筋がますます緊張するので逆効果です。
焦りや緊張状態が続けば、日頃の回復力が徐々に弱まり、
ついにはぎっくり腰もなるべくしてなる
というわけですね。
つまりは、心と身体は密接なつながりがあるわけです。
私もこの仕事をして、患者さんとコミュニケーションをとりながら
施術をしているのでそれが実感的に思えてなりません。
変な話ですが、「慢性的に長年痛みが治らない!」という人は
いつも心が緊張状態で、ストレスをためやすい人に多いわけですね。
もしぎっくり腰になったら・・・。
あなたは腰が痛くて立てない!動けない!という経験はありますか?
もちろん椅子に座っていることも、
仰向けやうつ伏せにもなれない状態をいいます。
動こうとするならば腰が「ビクッ!」となって
悲鳴をあげたくなります。
そこまでなったらもう仕方がありません。
後は諦めて焦らず、横向きなった状態で寝ているしかありません。
無理して動いてはいけません。(動けませんものね)
上でお話ししたように、もう焦らず割り切った気持ちで仕事を休み
三日間くらい寝てれば回復します。
焦れば焦るほど治りが悪くなりますからね。
ただ、もし痛くても歩ける場合は当院にすぐお越しください。
早く施術を行えば今よりはもちろん早くよくなります。
ぎっくり腰になったらまずは当院にご相談ください。
きっと良い結果が見つかります。
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藤 田 接 骨 院
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