当院にいらっしゃる患者さんで、福祉・医療関係のお仕事の方が多い理由とは・・?
- 2021年04月01日
- ブログ
当院にいらっしゃる患者さんで、職業的に分けてみると、
福祉関係の介護士さんや介護ヘルパーさんが多いように感じます。
特に腰痛でいらっしゃいますがお仕事柄、
ベッドからの移乗介助、
お風呂からの入浴介助、
送迎車からの乗降補助、 などなど。
そして夜勤もあったりしますよね。
ありがたい職業ですが、たいへんなお仕事ですよね。
ほんとうにお疲れ様です。<(_ _)>
またその他、医療関係の看護師さんや、また学校の先生も多いのです。
総じて言えば、すべて直接お人様にふれ合い接するお仕事ですね。
ではそれはなぜなのか?
これまでの経験から、私的な考えでこれからお話しさせていただきます。
腰痛は、実は精神的な緊張と関係するんです。
ところで人の介護をするということは、
言い返せば、お人様の命を預かるということですよね。
また看護師、学校の先生も同じですね。
快適に過ごしてもらい、そして少しでも安らいでいただきたい。
また安全に過ごしてもらいたい。
そう思いながら皆さんお仕事しているはずです。
頑張っているお姿、実はそこなんです!
お仕事柄、なぜぎっくり腰が多いかというと、
真剣にお人様に向き合い、満足してもらわなければならないという
真摯に向き合いながらも精神的な焦りからなんです。
詳しくは下でお話させていただきますが、
心の焦りから緊張状態が続くと、
実は腰の筋肉が硬くなるんです。
そんな時は要注意で、ちょっとした介助の瞬間、
腰が「ピクッ!」となり急に立てなくなってしまったなんてよくあることです。
ではなぜ緊張すればぎっくり腰になるのか・・・?
それは人間というのは焦れば焦るほど身体の本来持つべく
本態性免疫力というものが低下するんです。
いわば身体のバランスの低下ですね。
その本態性免疫力とは・・・、
すなわち治す力のようなものです。
人間の体は常に働いている代わりに、
逆に睡眠や休息などで休ませながら疲れている身体を
元に戻そうとする働きがあります。
ところが心が緊張ばかりしていると、ストレスが生じ
副交感神経という治そうとする神経の働きが弱くなり
もともと弱い箇所が痛く感じるものです。
ですから日頃の疲労も回復力が徐々に弱まり、
ぎっくり腰もなるべくしてなるというわけですね。
ということで、心と身体は密接なつながりがあるのです!
私は長年、この仕事をして患者さんとコミュニケーションをとりながら
施術をしているのでそれが切実に思えてなりません。
面白い話ですが、「慢性的に長年腰痛が治らない」という人は、
いつも気持ちが緊張状態でストレスをためやすい人に多いわけですね。
よく言えば、真面目で頑張りすぎる方ほど肩こりや腰痛になりやすいというわけです。
もしぎっくり腰になったら・・・。
あなたは腰が痛くて立てない!動けない!という経験はありますか?
それは椅子に座っていることも、
仰向けやうつ伏せにもなれない状態をいいます。
動こうとするならば腰が「ビクッ!」となって
悲鳴をあげなければなりませんね。(笑)
そこまでなったらもう仕方がないです。
後は何もせず諦めて家に帰り、
リラックスした状態で横向きなり寝ているしかありません。
無理して動いてはいけません。
だって動けませんものね。
だだ危険なこともあります。
それはシップを貼ることはお勧めしません!
なぜならば、強い腰痛・ぎっくり腰などは、
シップという薬の成分で、
神経を過敏に緊張させることがあるからです。
そうなると痛みが強く感じることがあります。
なんでも万能だと思い、シップを頼るのはいけません。
ぎっくり腰の場合はもう焦らず割り切った気持ちで仕事を休み、
後は寝て待てですよ。
たいへんなお仕事ですが、精神的に焦れば焦るほど治りが悪くなりますからね。
もし歩ける場合は、当院にすぐお越しください。
早く施術を行えば程度にもよりますがすぐ好くなります。
まずは何より当院にご相談ください。きっと良い結果が見つかるはずです。
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