ランニングして股関節(鼠径部)が痛い!それってグロインペイン症候群?
- 2022年10月13日
- ブログ
グロインペインって何?
「グロインペイン」ってあまり聞き慣れない言葉ですが、
実は私もこの言葉自体 最近になって知るようになりました。
実はこれ、鼠径部痛症候群(そけいぶつうしょうこうぐん)と言って、
昔から患者さんが、「股の付け根が痛い!」って来る
よくある股関節痛の症状だったのです。
例えばスポーツでランニング、サッカー、短距離ハードル走、
またスポーツ以外、荷物を持ちながら階段の上り下りの仕事等々で、
股関節が疲労したため炎症を起こす症状です。
てっきり症状名がログイン?なんでPCの見過ぎか何かで起きるものと勘違いしました。
実は私も苦しみました。その原因とは?
上にも少し述べましたが、どうしても運動する人になりやすくなります。
例えばサッカーやバスケットボールですが、
急に走ったかと思えばグリップで止まり、そしてまた走り出す。
そうした変則的な重心が股関節に無理をきたし炎症を起こしてしまいます。
また長時間の反復運動などもです。
例えばマラソンも長時間 同じ動作で走りますよね。
その重心がだんだん股関節に集中し、炎症を引き起こします。
実はこの私もグロインペインで悩まされた一人です。
マラソンを趣味にしているものですから
大会でベストタイムを目指し練習で走りすぎたため?・・です。
その自分の経験からも患者さんの痛みが分かりますので
後で自分で治す方法をお話しします。
そしてグロインペインの原因は、次の二つ考えられます。
一つは、股関節周辺の筋や関節の柔軟性(可動性)の低下です。
運動すればするほど筋肉や靭帯は硬くなります。
その硬い状態で運動を続ければますます硬くなり痛んでくるわけです。
二つ目は、上の柔軟性(可動性)の低下によって、
骨盤を支えるお尻周りの筋力(安定性)の低下です。
つまり、骨盤が硬いと力が分散しにくく
膝や股関節に力が集中してしまうためです。
その予防方法は?
ズバリ!ストレッチ体操です。
上で柔軟性の低下と述べましたが、
まず自分でできる予防法はストレッチ体操しかありません。
しかしそのストレッチ体操も甘いものではありません。
縮んだ筋肉・関節・靭帯を伸ばすのですから痛いのは当然です。
むしろ痛くないストレッチ体操は意味がありません。
これは骨盤を支えるお尻周りの体幹トレーニングにもなり、
日ごろからケガの予防につながります。
私自身も毎日そのストレッチ体操を行い治しました。
できればもう一つ、
股関節に無理をかけない筋力トレーニングです。
例えばスクワット体操などは簡単でおすすめします。
ではその施術方法は?
まず言うまでもなくおとなしく幹部の安静が第一です。
(これができれば苦労しないのですが・・。)
そこで当院では股関節の指圧整体を行います。
同時に骨盤矯正も行います。
疲労で硬くなった股関節周りの筋肉・靭帯を柔らかくさせるため
ゆっくりと、また深く圧力をかけていきます。
よく痛めた患者さんがシップを貼ったりしていますが、
そのようなものは気休めにしかなりません。
また電気治療も効果がありません。
ただ遠赤外線などで幹部を温めてからのマッサージなら効果的です。
以上ですが、グロインペイン症候群、股関節の痛みでお悩みなら当院にお任せください。
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藤 田 接 骨 院
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