ランナー膝(腸脛靭帯炎)とは膝の外側に痛みが起きる炎症です。
- 2023年04月17日
- ブログ
今回は私の趣味でもあるマラソンについて、
よくありがちな膝の痛みについてお話させていただきます。
ランナー膝とは・・
主に長時間のランニング運動で痛みが生じるための呼称で、
腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)と言い、
膝の外側が痛くなってくる炎症疾患です。
腸脛靭帯とは、おしりの筋肉から始まり、
脛骨(けいこつ:すねの骨)の前外側にある膨らみに繋がっています。
これらの筋肉は股関節を外転させる作用があり、
腸脛靭帯はこの力を脛骨に伝える役割があります。
ランニングの動作では、足を地面につけたときに
上半身のバランスが傾かないように支える役割をします。
長時間のランニングによってその力が徐々に集中し、
腸脛靭帯が何度もこすれることにより
炎症を引き起こし膝の外側に痛みが出るわけです。
その他にも登山・自転車・スキーなどのスポーツにも起こりやすくなります。
ランナー膝になる特徴な人は・・
ズバリ、腰・骨盤周りの筋肉の硬さが関係します!
上でも述べましたが、腸脛靭帯はお尻の筋肉から膝に続いています。
骨盤を支えるお尻の筋肉が硬いと脚が自然にガニ股のように広がり、
そうなれば膝の外側を走行している腸脛靭帯が、
大腿骨外側の出っ張りに擦れやすくなります。
当院にこのランナー膝でいらっしゃる患者さんは皆、
やはり腰やお尻にも違和感があると訴えて来ますね。
もし仮にスポーツはしていないけど、”自然に膝の外側が痛くなる!”
と言うのであれば、腰からお尻周りの筋肉が硬いということになります。
ランナー膝の予防法
当たり前ですが患部の安静です。
走らなければ痛くならないのですから。
ただ大会が近くなり焦る前に常日頃から膝のストレッチ体操を
せっせと行うことが重要です。
何より柔軟性を養うことが予防につながるからです。
まずお尻の筋肉や太ももの外側を伸ばすストレッチを意識して行います。
無理なくと言いたいところですが、伸ばすことで効果があるのですから
痛くないストレッチ体操は効果などあり得ません!
この私も故障の無いよう走る前と走った後は必ず行っています。
当院の施術をご紹介します
何度もお話ししているように筋肉が硬くなっているものですから
腰からお尻にかけて骨盤矯正を行います。
また膝の外側靭帯をも指圧矯正していきます。
施術は時間をかけながらゆっくりと行いますが、
やはり膝の痛める方は身体が硬く柔軟性が無い方が多いので
痛いのは仕方ありません。
ただ痛くないストレッチ体操はないように
痛くない指圧整体もないと考えています。
でもご安心ください。
もちろん年齢や性別に合わせた施術を行いますので
患者さんから後が良いので「痛・気持ちいい」といわれます。
ランナー膝でお悩みなら是非一度当院にご来院ください。
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創業昭和39年【山形・寒河江市の整骨院】
藤 田 接 骨 院
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