シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)
症 状
シンスプリントとは、すね(脛骨)の内側に走行時や跳躍時に痛みが出ます。
脛骨骨膜(骨にくっ付いている筋肉)の炎症です。
患部を指で圧迫すると、激しい痛みでなく重苦しいズーンとした鈍い痛が特徴です。
原 因
ダッシュや跳躍を繰り返すスポーツを行うことにより、
下腿部筋群の付着部である骨膜(骨をおおっている膜)に過剰な負荷がかかり損傷します。
特に中学・高校生の男子に多く、陸上競技部・サッカー部・バスケットボール部など
特に新入部員として頑張りすぎたため疲労がたまったときに発症しやすいようです。
また脚の特徴を診ると、どちらかと言えばO脚の足の人のも原因の一つです。
予 防
実はこの私も高校生の時、運動部に所属しておりこの症状で悩まされました。
当時から家業が接骨院でしたので、
部活から帰ってくると一人で脚に電気などかけていたものでした。
そこで当時 自分なり一番良い方法だったのは、
運動後、患部を氷でアイシングをしてキンキンに冷やした後、
自分で強く指圧するのが一番いい方法でした。
その後は走ってもしばらく痛くならないのです。
しかし、また運動後 徐々に痛くなってくるので
自宅で明日の運動に備えるため、
その方法を繰り返しながら頑張った経験があります。
ですから自分で体験したベストな予防方法を、
その症状で来院してくる学生などにアドバイスをしています。
治 療
上でお話ししたように、自分の経験から一番ベストな治療は
患部の指圧マッサージ(手技療法)です。
急性でしたらアイシングをして指圧療法をしますが、
当院にはだいぶ時間が経ってから来る学生が多いので
遠赤外線で温罨法をしてから指圧マッサージを行います。
以上、シンスプリントでお悩みなら当院にご相談ください。